スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

食べながらドライブする道は、いつもと逆方向…


どこ行くのかな~?


そう思いながらも、晴香は聞かない。


憲吾はいつも優しさと、ドキドキのスパイスであたしを驚かせてくれる…


祐輝と一緒にいると、退屈だった日常も、憲吾とだったら、毎日楽しくやっていけるのだろうな~


そんなことを考えながら…


明るい街並みの景色を車で走るのなんて、クラス会ぶり~


最近見ていなかった街並みが、晴香には新鮮に写っていた。


大きな建て物の地下駐車場に憲吾は車を止める。


「さぁ~着いたよ。俺のお姫様~降りてきて…」


「ここ…どこ?」


「いいから…おいで…」


助手席から晴香を降ろすと、憲吾はエレベーターで上の階に上がった。


降りた目の前には、広々としたロビーが広がり、受付のフロントがある…