スパイシーな彼～あなたとの甘く優しい瞬間

2階から母親が降りてきた。


「早かったわね～で、父さん、話し聞いたでしょう。晴香ちゃんて…」


「お前も祐輝も、ここにきて座りなさい！」


「やだ～何怒ってるの父さん～」


二人は、テーブルをはさんで、向かい合うように、座った。


「祐輝、さっきの話しに間違いはないな」


「う…ん…」


「何てはなしたの祐輝～晴香ちゃんが他の男とって、きちんと話した？」


「いや…その話しは…」


「えっ！あんたいったい、何の話し父さんにしたの？」


「母さん、母さんは、祐輝から、晴香ちゃんにどんなことしてきたか聞いたのかい？」


「なんとなく聞いたけど…」


「お前、女として、自分が夫に愛されてないんじゃないか？って感じたら、寂しくならないか…母さんは、祐輝の気持ちは考えてやるが、晴香ちゃんの気持ち考えてやったことあるのか！」