「でも…世利を母乳で育ててる晴香を、女として見るより、母親という意識で見ていたんだ…母乳が出ているうちは、母親だろう…って、確か言ったんだ…」
父親は、息子の話しに、激怒していた。
目の前にある食事に、手をつけることなく、うつむきながら、次の言葉を探していた。
「じゃあ…世利生んでからは、関係がないのかい…」
「いや…」
その言葉を聞いて、内心ホッとしたのもつかの間、祐輝の次の話しに、父親は男として、耳を疑った。
「晴香とは、世利の誕生日前くらいに、2回関係を持ったよ…でも、世利が寝ているから、気になって…無理矢理自分の欲求だけを満たすような…」
「もういい!とりあえず食事に、少しでも手をつけて…父さんも食べながら考える…」
何を食べているのか、二人ともよくわからなかった。
ただ、流し込むように食べて…無言のまま、ファミレスを出た。
父親は、息子の話しに、激怒していた。
目の前にある食事に、手をつけることなく、うつむきながら、次の言葉を探していた。
「じゃあ…世利生んでからは、関係がないのかい…」
「いや…」
その言葉を聞いて、内心ホッとしたのもつかの間、祐輝の次の話しに、父親は男として、耳を疑った。
「晴香とは、世利の誕生日前くらいに、2回関係を持ったよ…でも、世利が寝ているから、気になって…無理矢理自分の欲求だけを満たすような…」
「もういい!とりあえず食事に、少しでも手をつけて…父さんも食べながら考える…」
何を食べているのか、二人ともよくわからなかった。
ただ、流し込むように食べて…無言のまま、ファミレスを出た。

