スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

どう対応していいか困っている晴香に、祐輝は声をかけた。


「晴香…色々ごめんな…俺ももう一度、一人になって考えてみるよ。今日、母さん実家に帰すから…晴香、病院いつ?」


あまりの優しい問いかけに、晴香の緊張が一瞬抜けた。


「これから…」


「まだ時間あるから…俺連れて行くよ…」


「祐輝さん、お母さん待たせているんでしょう。バスで行くから大丈夫よ…」


「お母さん、それくらいさせてもらえませんか?俺…晴香傷つけてばかりで、何もしてやってなかったんです。夫として、自分がやったことの責任と、晴香が元気になるサポートだけ…させて下さい。母は関係ないですから…」


祐輝…どうして今までそれを気がついてくれなかったの?あたしは、祐輝との体だけの関係を求めていたんじゃないよ…祐輝がもっと早く自分の気持ちに気がついてくれていたら…