スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

「祐輝…あたしをどこまで傷つけたら気が済むの?あたし祐輝に何をしたの?これ以上傷つけて、あたしをどうしたいっていうの…」


興奮気味になってきている晴香を、里美が心配している…


「晴香、じゃあ俺の気持ちを、お前は理解してくれないじゃないか!俺は、晴香に愛情がなくなったわけじゃない。お前が俺を拒否しはじめたんじゃないか!」


「晴香ちゃん、女は結婚して家庭を守って、男の人が気持ち良く仕事ができるようにしてあげるのが幸せでしょう…恋愛だの言ってる場合じゃないでしょう」


「とにかく、晴香、世利は俺の子供には、間違いないんだな!」


「……」


「違うのかわからないなら、調べに明日でも連れて行く。世利が俺の子供とわかった時点で、もう一度話し合おう!」