スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

「ありがとう…」


「憲吾言ってたよ。晴香がどんな答えだしても、自分が支えるって…憲吾を信じなさい。憲吾なら、きっと晴香が幸せになれるように、導いてくれてるはずだから」


「ママ…あたし、憲吾苦しめてないかな?」


「晴香が素直に憲吾に甘えることが、憲吾は嬉しいんじゃないかな~晴香が我慢してたり、気を使うと、かえって憲吾を苦しめると思うよ。正直に生きなさい…」


「うん~わかった」


世利の笑い声と、晴香の笑い声が家の中に響く…


可愛い娘と孫が、いつも笑っていられるように…大好きな人と一緒にいられるように…


少しでも早く、問題が解決することだけを願って、ご飯の支度をしながら考えている母だった。


「ただいま~」


「パパ~おかえりなさい」


「晴香~大丈夫かい!顔色良くなって~少し元気出たかい」


「心配かけてごめんなさい。大分良くなったよ」


「そうかい~それは良かった…憲吾は?」