「そうかい…わかった…パパもなるべく早く帰るからね。ママと憲吾ママもいてくれてるから、世利任せて、少し休みなさい」


「うん…ありがとうパパ」


「晴香～安定剤飲んで寝なさい…ぐっすり眠れるから…」


「うん…」


憲吾は晴香の薬を母からもらうと、晴香に飲ませて、布団に連れて行った。


世利もママの傍にいたくて寄ってきていたので、憲吾が抱いて、一緒の部屋に連れて行った。


晴香と世利の笑い声が聞こえる…


憲吾が一緒に笑いながら、世利をかまってくれている様子が聞こえていた。


晴香の父が仕事に出かけて少しすると、晴香も薬が効いてきて、眠りについた。


世利も疲れていたのか、ママの隣で安心したように眠っていた。


憲吾は二人が寝たのを確認すると、里美にメールを入れる。