「大丈夫?大分酔ってたみたいだけど…具合悪いんじゃない?」


「あの…あたし記憶飛んでて…」


「俺、新郎達也の同僚の柴崎祐輝です。新婦の結花理ちゃんも、晴香ちゃんの事すごく心配してたから、俺送るって言ったんだけど~晴香ちゃん酔って寝てて…」


「すみません~本当にごめんなさい…で…あたし、何か変なことしました?」


「ぷふふっ。ぐっすり寝てて…俺もさすがに、寝てるの襲えないしね~」


祐輝は優しかった。


年より落ち着きも感じたし、彼氏のいない自分には、気持ちひかれる所もあった。