何がおこったのか、よくわからない自分の記憶の点を、線で結んでいくうちに、酔いがまわって誰かに部屋に連れてこられた記憶が戻って…


ソファーを見ると、愛想のない彼が横になっている。


ちょっと…ちょっと待てよ~


あたし…


この人とやっちゃった?!


酔いがまわってて、頭が痛い…


水が飲みたくて立ち上がると、フラフラして近くのテーブルに、足がぶつかって…


その音で彼が目覚めた。