「晴香としては、もう祐輝君の暴力などが、耐えられないってことで、離婚考えてる様子ですので、そのつもりで…」


「ちょっと待って下さい!り…離婚て…たかが夫婦ケンカでしょう。そんな…」


「お母さん、夫婦ケンカも、どが過ぎませんか?こちらはケガしてるんですよ。手首だってどうなってるか…」


「うちだって、祐輝関係ない方に殴られたじゃありませんか!」


「あの子が殴ってなかったら、私が殴ってました…」


「とりあえず、明日晴香さん帰ってきたら、ゆっくり話しさせますから」


「申し訳ありませんが、晴香をそちらに帰す気持ちはありません!」


「は~なんですって!じゃあ何のために私が残ったの?話し合いだってさせなきゃいけないし、予定通り帰して頂けます」