「当番病院、30分ほど離れてる場所が指定になっててね、夜7時からは、晴香が通う先日の救急病院だよ」
「我慢できるか、晴香…」
「うん…大丈夫」
「ところで憲吾、憲吾の母さん達は、晴香とのこと、何も知らないのかい?」
「実は、先日事情も全部話したんです。俺、一度婚約破棄されてるでしょう。だから、もう結婚とか考えてないだろうって、あきらめてたんです。でも、晴香のこと話したら、出来る限りのことしてあげなさいって…」
「そうかぁ~祥子がそう言ってくれているなら、二人の気持ちさえしっかりしてたら大丈夫だね。ママも安心したよ」
下で電話が鳴っていた。
「憲吾、疲れただろう。眠かったら、布団入ってるから、晴香の横で少し寝なさい」
「はい…」
「我慢できるか、晴香…」
「うん…大丈夫」
「ところで憲吾、憲吾の母さん達は、晴香とのこと、何も知らないのかい?」
「実は、先日事情も全部話したんです。俺、一度婚約破棄されてるでしょう。だから、もう結婚とか考えてないだろうって、あきらめてたんです。でも、晴香のこと話したら、出来る限りのことしてあげなさいって…」
「そうかぁ~祥子がそう言ってくれているなら、二人の気持ちさえしっかりしてたら大丈夫だね。ママも安心したよ」
下で電話が鳴っていた。
「憲吾、疲れただろう。眠かったら、布団入ってるから、晴香の横で少し寝なさい」
「はい…」