「晴香何食べる~」


「何にしようかな~あんまり食べると、お腹出て恥ずかしいし…」


「そんなの気にしなくていいから、好きなもの食べなさい~」


「憲吾は~?」


「こっちもいいけど、パスタもいいな~」


「じゃあ、二つ買って、半分にしたら~」


「よし!決まり~ジュースとお菓子も買うか~」


気分は、ちょっとした旅行気分…


短い時間だけど、一緒にいられる優しい時間…


いつものホテルに車を止めると、車を降りる時にも憲吾は、指を気づかって降ろしてくれる。


部屋に入ると、可愛いピンク色のレース使いの洋風の部屋で、風呂をのぞくと、部屋のように広くて、丸い大きなジャグジーの浴槽があった。


「お姫様~泡ぶろがいいですか?それとも、入浴剤にしますか?私どもといたしましては、指のことも考えて、入浴剤がいいかと…」


「ぷぷっ…憲吾ったら~」


「ハハハハッ」


久しぶりに笑った…