次の日は痛みもなく、ぐっすり眠れたせいか、気分も良い。


昼過ぎには、祐輝達が来ることになっていて、母と父は、料理を作ったり忙しくしている。


申し訳なく思いながら、世利と遊んでいると、玄関の呼び鈴が鳴った。


「はい!」


「晴香~里美!」


モニターで見ると、他に誰か2人…


玄関を開けると、里美、春樹…そして憲吾が、大きなプレゼントを持ってきてくれた。


「晴香~指どう?」


「どうだ?晴香」


後ろから母が喜んで


「皆よく来てくれたね~さあー入って」


「晴香ママ…俺はここで…」


「何言ってるの憲吾~入りなさい。まだ、祐輝さん達なら来ないから」


「じゃあ~少しだけ…お邪魔しま~す!」


里美の声で、春樹と憲吾も入ってきた。


約束通りの笑顔で憲吾に微笑む。