憲吾の話の内容は、前後が混乱しているようで…


「わかった…憲吾…もうそれ以上言うな。わかったから。お互い、同意の上で、関係持ったのには間違いないな!晴香どうなの…」


「あたしは、夫を愛していない…世利を守りたい…世利を生んだらって頑張ってみたけど、祐輝にはあたしに対しての愛情は全く感じないの…あたしは、祐輝の欲求を満たす道具でしかなくて…」


「もういい!わかったよ~晴香。女としてその気持ちは、わかってあげる…でもね、それなら、憲吾も祐輝さんも可哀想じゃない?」


「いや、里美…違うんだ。晴香は悪くない。俺が晴香に言ったんだ。結婚生活はきちんとこなして、その中で苦しかったら、俺を求めていいって…」


「もういい!わかったよ~里美も今言うな!まずは、晴香が今一番傷ついてるんだから、その話しは後にしよう…」