もう1つ、描きたかったものがあります。
それは“家族的な愛”です。
雅は、所謂“現代の若者”をモデルにした女の子です。愛情がどのようなものなのかを知らず、愛情に飢えています。
大人と子供の間で彷徨い、本当に大切な物をまだ分からずに、ただ、流されるがままに生きている。そうして、何かを見つけたいと思っていたのです。
けれども、雅は幸運にも、家族の愛情というものを知っていました。“無償の愛”である、家族の愛情。
愛に飢えた雅を満たす事が出来るのは、家族の愛情ではないかと思ったのです。家族とは少し違うけれど“家族的な愛”を与える事が出来る楸が、唯一、雅の虚しさや寂しさを埋める事が出来る存在だったのではないでしょうか。
実際の“現在の若者”と呼ばれる人達が、皆、雅と同じだとは言えません。もちろん作者である私もそうです。
ですが、今を悩む若者、いえ、誰にでも、心を満たす事の出来る存在がいるはずなのです。もう既に出会っているかもしれないし、これから出会うかもしれません。必ず1人はいると思うのです。
そして、それが“無償の愛”に近いものであればいいな、と考え、“家族的な愛”をテーマとさせていただきました。
愛に飢えたより多くの方が、その存在に出会える事を願いたい。
上手く伝わったか多少不安ではございますが、作品を読んで、皆様が少しでも何か感じて下さったものがあれば私は幸せです。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、本当に有難うございました。
皆様が少しでも幸せへと近付けますよう、お祈り申し上げます。
それでは、次の作品での再会を楽しみにしております。
2008.7.15
椎那
それは“家族的な愛”です。
雅は、所謂“現代の若者”をモデルにした女の子です。愛情がどのようなものなのかを知らず、愛情に飢えています。
大人と子供の間で彷徨い、本当に大切な物をまだ分からずに、ただ、流されるがままに生きている。そうして、何かを見つけたいと思っていたのです。
けれども、雅は幸運にも、家族の愛情というものを知っていました。“無償の愛”である、家族の愛情。
愛に飢えた雅を満たす事が出来るのは、家族の愛情ではないかと思ったのです。家族とは少し違うけれど“家族的な愛”を与える事が出来る楸が、唯一、雅の虚しさや寂しさを埋める事が出来る存在だったのではないでしょうか。
実際の“現在の若者”と呼ばれる人達が、皆、雅と同じだとは言えません。もちろん作者である私もそうです。
ですが、今を悩む若者、いえ、誰にでも、心を満たす事の出来る存在がいるはずなのです。もう既に出会っているかもしれないし、これから出会うかもしれません。必ず1人はいると思うのです。
そして、それが“無償の愛”に近いものであればいいな、と考え、“家族的な愛”をテーマとさせていただきました。
愛に飢えたより多くの方が、その存在に出会える事を願いたい。
上手く伝わったか多少不安ではございますが、作品を読んで、皆様が少しでも何か感じて下さったものがあれば私は幸せです。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、本当に有難うございました。
皆様が少しでも幸せへと近付けますよう、お祈り申し上げます。
それでは、次の作品での再会を楽しみにしております。
2008.7.15
椎那


