勇気をだして莉桜にてがみをわたした。

『私が何をしたかはしらないけれど、
私はいじめられないといけない事も、
騙されないといけない事も、
してないはずだから…

もうやめてくれる?

それと、そうと私の中が羨ましいなら
堂々とそういうべきだと思う。

わたしとはいずらいのも分かるから
最後にいままでありがとう。

               美里』

返事がないまま数日がたち、莉桜は私からはなれ
目も合わさなくなった。

でも、ある日すれ違い際に
「私は奏なんかより充史くんがすきだから…」
そう莉桜は、告げた。

それから、私に日常が戻った。