「はぁー眠い…ひまやわー…」 春の暖かさの続く今日この頃。テストで赤点をとらなかったから安心しているせいか、千輝は授業に出ず屋上で一人日向ぼっこをしていた。 キーンコーンカーンコーン… 「おっ?授業終わりか。さーてと戻るか。」 ダッ…ダッ…ダッ… バンッ…! 屋上から出て行こうとした千輝の目の前で勢いよくドアが開いた。 「なんや!?」 「千輝お兄!!」 「うげっ…」 その時千輝は焦りひきつった顔をした。 「千陽…。」