「これじゃーインターハイに出れないじゃん。」
「あっ…。」
千輝は、今思い出したような口調で言った。
「何してんだよお前!どうすんだよ!」
勇翔が慌てた顔で千輝に聞いた。
「大丈夫ですよ!もう一人決まってます。」
その時千輝は青田流の顔を思い浮かべた。
「はぁ?そいついつくんだよ?」
「…いつか?」
「お前なんだよそれ!」
「まぁまぁそんな怒らんといてくださいよ。さっ走りましょう!」
「走るって体育館は?」
拓哉が千輝と紅夜に尋ねた。
「あー、部員が集まるまでは外でランニングです。」
紅夜が当たり前のような顔で言った。
『マジでー!?』
二人は驚いた顔をして走り出した。
これからまた新しい仲間で走り出して行く。


