もう嫌なんだよ。」 勇翔は肩を落として言った。 「バスケやってるとあのときの痛み思い出しちまうんだ。」 「え…。」 「ゴール見たり、ドリブルの音聞いたりボール触るとあの試合を思い出す…。」 勇翔は思いのうちを語った。 「やりたくても…できねぇーんだよ…。」 千輝は何も言えなくなってしまった。 その時、拓哉が重い口を開いた。 「勇翔…。」