「あいつね、昔バスケやっててキャプテンだったんだよ。」
「キャプテン!?」
千輝はとても驚いたような顔をして言った。
「もう、バスケなんかやりたくないって言ってるけどな、本当は心の中にまだバスケが残ってんだと思うんだよな。」
「じゃあ、なんでバスケを…?」
紅夜は気になっていたのか拓哉に聞いた。
「あいつ…中学のときにな…
3年前―――…
「勇翔!!」
「おう!!」
勇翔は拓哉から相手を惑わすようなとてもいいパスをもらった。
パス…
そのパスをもらった勇翔は華麗にシュートをきめた。
「ショート!リバウンド!!」
[ショートはシュートが短くてゴールに届かないこと。リバウンドはシュートが外れたボールをとること。]
「任せろ!!」
そう言って勇翔は高く勢いよくジャンプした。
「あっ…!」
『ドン…!』


