「ここや!」
「おー!!ゴールだ!!」
そこは、学校のすぐ近くの隠れた場所にある外専用のバスケットコートだった。
「ん?しっ!誰かおる!」
そう言って千輝は木の陰に紅夜を隠した。
「あいつ…体育館の時の暴力やろうや。こなんとこでなんでバスケを?しかもめちゃめちゃうまいやん!!」
「んー??」
「どうした?紅夜?」
「んー…どっかであの人…」
「…?」
「あー!!思い出した!!」
「しー!!」
千輝は、紅夜の大きく開かれた口を手で押さえた。
「ぶは!!なにしてんの!?」
「それはこっちのセリフや!!なんや?思い出したって?」
「あの人…


