それっきり玖桜は動かなくなった。



「玖桜?玖桜?」




身体を何度も揺すっても動かない
荒い息は徐々に小さくなっていく


「玖桜…玖桜ぉぉお!!」


「ぁ…り、が…と…」







薄く笑って。

玖桜は息を止めた。





「玖桜ぉぉお!!!!!!!!!」






もう涙すら出てこない。