「や……まざ……き…さん……」 「どうかしましたか!?」 山崎に手当てされている隊士が話しかけた 「なかで……藤堂さ…んや…永倉さん……達が戦って…いますっ…皆さん…も怪我人です……っ…」 「なんだと!?」 てことは……平助や新八さん沖田さんまで怪我人ってことか。 「ちっ、山崎あとは任せる」 「舞桜さん!?」 「おい、隊士さん」 「…は…い」 「ちと羽織……借りるぜ?」 私は隊士から羽織を借りて池田屋に乗り込んだ。