「今日は舞桜をみにきただけだ 貴様と等と戦うために来たでない。」 「逃げんのか?」 「なんだと?」 「玖桜、我ら鬼との差を見せてやれ。」 「頭領、任せてください」 …玖桜やめろ。 玖桜が原田さんに飛びかかった ――キィイン 刀と槍が交わった。 「やめろ…」 ――キィイン 「やめろ。」 ――ギィイン!! 私は間に入り玖桜の刀…いや、父さんの刀を私の刀で止め原田さんの刀を護身用の刀で止める。 「玖桜、やめろ」 「舞桜…俺の邪魔をするのか…?」 私が止めたことで不意に玖桜の瞳が揺れた。