「優稀っ」


朝、私の家の前に
優稀がいる

それだけで嬉しくて

当たり前なんて
ないんだって考えれる


「鈴おっせー、髪ハネてんぞ」

「…ッ」


優稀が私の髪に触れる

ただそれだけで嬉しくて
もう心は満たされるんだ

私って単純っ(笑)




「お前、顔赤すぎ!」

「!そういう優稀も
赤いんですけどーっ!」


「!え!んな…」



顔を隠してしまった

なんか赤くさせるような
こといったかな?