もう離れない。



「ごめん、お母さん、私、もう優稀と関わらないから」


「ち、違っ!お母さんのことは気に「いいの、ねっ?」



優稀、ごめんね

私たち結ばれちゃいけない

だったら出会わなければ
よかったのにね

こんな終わりがあるなんて
教えてほしかった




優稀が世界で一番大好き

死ぬまでずっと大好き。



でも目の前で泣いてるお母さん
をこれ以上傷つけるなんて

私にはできないんだ


お母さんは私を産んで
女一つで私とお姉ちゃんを
育ててくれた

しんどいだろうに弱音すら
はかなくて優しいお母さん

大好きなんだよ、お母さんが


私だけいい子ぶるなって
思うよね…



本当にごめんなさい