「教えてくれないの?」 「…傷つくのは俺だけでいい」 「っ!なんでよ、かっこつけないでよ!二人の問題なんでしょ?優稀だけ傷つくなんてダメだよ!」 優稀が顔を上げる 今までで一番悲しい瞳で 私を見つめる そんな瞳で見ないでよ 優稀の目がいってるの ″教えられない ″って。