もう離れない。





気づけば夜だった


優稀が遠ざかっていくのを
ぼんやりと見て
重い足を引きずって
近くの公園まできた


「ぅ……………ッ」


静かな夜の公園

私の泣く声だけが聞こえる

たった一人で…