皆で幹部室を出て

銀龍全員の前に立った





『おめぇら…

今から戦んのは

蝶狼だ。

敵意が無いとしても

気を抜くな!!!

俺達銀龍は負けねえ!!!

いいな!!』


「「「「「「はいっ!!!!」」」」」」



総達の顔を一人一人見て

一度だけ笑った









すると半端ねぇ数の

バイクの音が聞こえて

蝶狼の奴らが入ってきた



先頭で入ってきた奴は



銀のような金のような

美しい髪と特効服

をなびかせて

深紅の瞳で俺を見る

そいつに皆視線を奪われる





…綺麗だ




そいつがバイクから

降りて背中にみえた

蝶狼11代目総長と

刺繍された特効服を見て

背中がゾクゾクした









こんなに楽しみなのは

久しぶりだ!!!




負けねえよ…琉那