蝶狼×銀龍




すると人影は振り向き相変わらずの優しい笑みであたしの名前を呼ぶ



『風磨ぁ!!!』
と叫びながらあたしは
風磨に抱きつく



すると風磨は

「よくがんばったな
辛かっただろ?
でもお前はもう自分を責めんな」

とあたしの瞳を見て言う

『でも…あたしのせいで風磨はっ!!』


「俺はお前を守れてよかったよ
後悔もしてないしお前をうらんでもない
もうお前は苦しまなくていいんだよ
俺の為に泣かなくてもいいんだ」


『でもっ』


「でもじゃねぇよ。
俺は幸せだった
それにお前には今大切な人がいんだろ?
そいつと幸せんなれ
笑うんだよ琉那」


『でも銀はあたしが氷蝶だって知ったら離れてくかもしれない…それに風磨が許してくれても蝶狼の皆は許してくれないかもしれない…』



「ハァ…お前が好きになったやつはそんなしょべーやつなのか?
蝶狼の奴らもそんな奴等だったのかよ
少なくとも俺が知ってる蝶狼はちげぇぞ?」


『違うあたしが好きになった人は…銀は凄い優しいもん
蝶狼の皆も優しいもん』


「だろ?だからお前は自分の気持ちを正直に言えばいいんだよ」

『…うん』