―自己嫌悪
 
自分がいやで
いやでいやで。
 
 
どおして、あんなこと言っちゃったのかな。
 
 
ちゃんと・・・
 
ちゃんと知ってるのに。
 
 
周ちゃんは
私のこと
すごい思ってくれてた。
 
 
そんなことは
 
抱きしめてくれた腕から
溢れ出すぐらい
伝わってたのに。
 
 
 
言わなかったのは
優しさ、なんだよね。
 
 
知ったら
私も苦しむって思って。
 
 
でもね?周ちゃん。
 
私は
その苦しみだって
きっといとしく思うよ。
 
 
同じ苦しみをもつことも
 
私にとっては
幸せなことなんだよ。