「ねえ亜未
 
尚哉くんのこと
どお思ってるの?」
 
 
お昼休み
 
お弁当を食べ終わって
ふたりでポッキー食べながら
 
私から、恋のお話。
 
 
 
「うん・・・私ね?
 
自分でも
よくわかんないんだ。
 
"好き"って・・・
どんなだったか忘れちゃったんだよね・・・」
 
 
 
亜未・・・
 
 
「でもね?
 
尚哉くんがほかの女の子と話したりしてると・・・
 
嫌なの」
 
 
亜未、頬が少し赤らんで
 
・・・かわいい。
 
 
 
「まあ、そのうちわかるんじゃない?」
 
 
 
亜未
 
それを
"好き"ってゆうんだよ。
 
 
ちゃんと、自分で気づいてほしいから
 
私は
教えてあげないよ。
 
 
 
早く・・・
 
幸せになってね。