不安になるのは
 
信じられない時があるのは
 
 
"好き"だから
なんだって
 
落ち着いて考えて
分かった気がする。
 
 
 
好きだから
 
私だけを見て
 
私だけが知って
 
私だけに
笑ってほしい。
 
 
 
こんな
わがままは
 
"好き"の証拠。
 
 
 
 
「美桜」
 
「ん?」
 
放課後
亜未が私のところへやって来て。
 
「なんか・・・
尚哉くんが
美桜と話したいって」