恋愛相談は校舎裏で

「……ん…」



ギュッと、俺のシャツを掴む力が少し強くなる。


腕を回して抱きしめた体は、やっぱりガチガチに固まってて。


ちゅっ、と小さな音をたてながら、何度も甘い唇を奪う。



…どうしよう。


これ…マジで止まらないかも…。



ずっと我慢していた代償は大きいのか、何度唇を重ねても、全然足りない。


雪乃ちゃんの小さな反応が、徐々に体に熱を持たせていく。