自分の気持ちで、先輩の相談を途中放棄して。
相談のときは
好き勝手言って、バカ扱いして。
好きになってからは
勝手になんでも決めて。
きっと、ずっと前から好きだった。
好きになったら、ダメだったのに。
「…役にたたなくてすみませんでした。…それじゃ…」
先輩の顔を見ずに、背中を向ける。
あぁ…まただ。
先輩の返事を聞いてないのに、勝手に決めて、帰ろうとしてる。
「………っ」
地面に張り付いてるかのように重たい足をゆっくりと動かす。
そして、同じようにもう一歩……は、できなかった。
相談のときは
好き勝手言って、バカ扱いして。
好きになってからは
勝手になんでも決めて。
きっと、ずっと前から好きだった。
好きになったら、ダメだったのに。
「…役にたたなくてすみませんでした。…それじゃ…」
先輩の顔を見ずに、背中を向ける。
あぁ…まただ。
先輩の返事を聞いてないのに、勝手に決めて、帰ろうとしてる。
「………っ」
地面に張り付いてるかのように重たい足をゆっくりと動かす。
そして、同じようにもう一歩……は、できなかった。

