昨日、考えて考えた挙句、

私の中で出た結論。


それもあってか、今の私はいつも以上に暗かった。



「おい、見ろよ宮崎先輩」


「うわー…いつ見ても美人だよな~」



そのとき、ふと聞こえた男子生徒の声。


顔を上げると男子生徒の向くほうには、

昨日、夏輝先輩に告白していた、あの美人な先輩が歩いていた。