「美夏ちゃんね♪よろしく☆」

そう優しく笑って私に言った。

この子は朝倉美穂。

小柄で細くて可愛い女の子だった。

「よ、よろしくお願いします。」

と私は呟くように私は言った。

この学校で私は生まれ変わる。

生まれ変わるんだ。

絶対に…

生まれ変わる…

―はずだったのに…。