「私は部長が嫌いです!」 「ハァ!?」 部長は私の言葉で鳩が豆鉄砲を食らったような表情になった。 「俺のコト嫌いと言った…女はお前が初めてだぞ…小畑」 「・・・人のキモチを弄ぶ男なんてサイテーです…」 「……小畑の言う通りだ・・・俺はサイテーだ…。でもそのサイテー男がモテるんだ。顔がいいし…仕事が出来るしそして…常務の息子だから…」 「・・・」 部長はヤケ気味に吐き捨て、マッハッタンを一気飲み。