私は・・・ 相馬部長がスキになっていた。 このキモチを告げなければ…他の女子社員たちにも敵視される。 ソーマでは働けなくなる。 告げたら告げたで…相馬部長は私を相手にしなくなってしまう。 そのジレンマに苦しみ、泣いていたーーー・・・ ようやく、涙は枯れ、心も落ち着きを戻した。 トイレから出て鏡で自分の顔を見つめる。 泣いていたせいでアイメイクが見事に崩れていた。 充血した瞳は仕方がないけど… 私は一から目の回りのメイクを施す。