意地悪な上司にイケナイ恋心。

「ただいま~」



料理が出来上がって頃、耶刃が入って来た。



それも大きな真紅の薔薇の花束を抱えて・・・



「…この花束は!!?」



「お前にやる…俺のキモチだ」


私の花束を手渡した。



耶刃のキモチ?



「!?」



花束に紛れて、クリスマスカラーのラッピングされた小箱を見つけた。



私は小箱を手に取った。



「開けてみろ」