「・・・お言葉に甘えます…」



「……」


栗原さんはスープを飲み干して、食べ終わった。



「カップ麺一つで足ります?」


「金なかったら~食事を抜く時もあるし…これで十分」


「…栗原さんももしかして・・・ビンボーなの??」


失礼なコト聞いてると思ったけど…
耶刃にはない親近感があった。



「孤児だから…決して、セレブじゃない…。一人で生きていくって…結構、大変でしょ?小畑さんも家族と絶縁して一人で頑張っているんでしょ?」



「・・・」



私たち…似た者同士なんだ…