「あれ?」 「どうした?」 マンションの方に視線を向けた先には誰か立っていた 「知ってるやつか??」 私たちに気付いて その人が振り返る 「っ!!」 息が詰まったように 胸が苦しくなるのを感じた 「Rei.」 隣の楓も何かわかったのかびっくりしている様子だったけど 私はそのことを気に掛けることができなかった