☆一匹狼少女☆~麻薬密売者を摘発せよっ!!~



あれから何分・・・何時間経っただろうか・・・


静かな教室に、時計の針の音だけが響いている・・・



『ねぇ・・・』


 廉「ん?」


『何も聞かないの?』


そう、普通なら何で泣いているのか、気になるはず・・・


 廉「お前が、話したくなったら話せ。こんなんになるくらいだ。相当なモン、背負ってんだろ?」


『・・・うん』


 廉「こういうのは、簡単に踏み込んだら、傷つけるだけだ。だから、まだ聞かねぇ」


『・・・ありがと』


そっと、私は体を離した。


『あ!!///ごめんっ・・・制服、涙で濡れちゃってる;』


廉の制服のシャツの丁度、胸の辺りのところが、濡れて透けている。