☆一匹狼少女☆~麻薬密売者を摘発せよっ!!~



『・・・最悪』


私が、そう言うと・・・


〔グッ・・・〕


『っ///?!』


萄堂 廉は、私の顎を掴み、私の瞳を覗き込んで、こう言った。


 廉「・・・これ、カラコンだろ?」


『え?!・・・』


なんで・・・?


 廉「なんで、分かるんだ?って顔だな、よく見れば解るに決まってんだろ。こんな、綺麗な黒の瞳なんて、明らか過ぎる。ま、俺しか気づいてねぇだろうけど」


ふっと笑って、萄堂 廉は私の顎から手を離した。


 廉「後・・・お前、女だろ?」


さらっとそんなことも口にした。


『なっ?!!なんでっ・・・っ!!』


こんな態度をとれば、肯定しているとしか思えないだろう。


 廉「ははっ・・・案外、わかりやすい性格してんだな。瞳のことは、初日から気づいてたが、女だってのはさっきだ。お前の瞳覗き込んだときに、胸んとこも見えたんだよ。さらし巻いて潰してあんのがな」


『~~っ///』


慌てて私は、シャツのボタンを留めた。