『あの・・・』
この状況に苛々が降り積もっていくばかり。
だから、私はその苛々が爆発するようにこう続けた・・・
『今、ココは教室です!そして、仮にも授業中!!
貴方たちはそんなこともわからないんですか?!編入生に興味を持つのも分かります!しかし、場所を弁えて下さいっ!!
それに神野先生も困っています!授業妨害もいいところ!!
そして、仮にも貴方たちはこれからの未来を支えていく若者でしょ?!!
毎日毎日こんな時間に来てるんですか?!礼儀なら家で教わるはずです!!
なのに、今からそんなんでどうするんですか?!!わたっ僕と違って貴方たちは・・・っ?!!!』
やってしまった・・・と、哀瑠が思ったときには・・・
時すでに遅し・・・だった。

