☆一匹狼少女☆~麻薬密売者を摘発せよっ!!~



「哀瑠君、彼が貴方の担任の神野先生よ」


『・・・愁那 哀瑠です。よろしくお願いします。(我ながら、いい演技♪)』


哀瑠は男装演技中なので、少し無愛想な感じで自分の名前を口にした。


「哀瑠君、ちゃんとしなさい」


と、そう美和仔さんは、言いつつも内心は妖しく微笑んでいるに違いない。


「いえ、いいんですよ。じゃあ、早速行きましょうか?」


『・・・お願いします』



そうして、私は神野先生に連れられ職員室を出た・・・