「頼むわね。それと、ちゃんと男言葉にしなさいよ。こういう演技・・・得意でしょ!哀瑠君」 にっこり微笑んだ美和仔さん。 『ははっ・・・美和仔さんは、僕のことよくわかってますね』 哀瑠も妖しく微笑んだ。 「当たり前よ。それと、貴方が女だってことは私しか知らないから、調べたいことや困ったことがあれば、ここに来なさいね」 『はいはい・・・』 「じゃあ、職員室に行くわよ」 そして、2人は理事長室をあとにした・・・