ー・・・理事長室・・・ー
『失礼します』
と、向こうの返事を待たずに理事長室と書いてあった、大きな扉に手をかけ開ける。
「哀瑠、ノックぐらいしなさい。仮にも私はこの学校の理事長なのよ」
『それくらい、いいでしょ。美和仔さん♪』
「はぁ~・・・理事長室内ではいいけど、他の所では駄目よ」
『それくらいわかってますって♪で・・・私は何組に?』
「貴方は、C組。一番、不良生徒が多いクラスよ」
『え~』
この学校はA組、B組、C組と一学年に3クラスしかない。それほど厳選された、お坊ちゃま学校なのだ。そのため、不良生徒と言えど、そのバックには強大なものがついてるため、教師も生徒にあまり、厳しく言えないらしい・・・

