『うわぁ・・・ここ本当に学校なの?!』


青空広がる6月上旬、私の第一声はこれだった・・・




あの、話がついてから3日後、私は今 私立清空学院男子高校の門の前にいた。


『・・・お金かけ過ぎでしょっ!!学校って勉強するところでしょう?!』


見渡す限りの敷地、敷内。とうてい、視界には収まりきることができない校舎。

その校舎の隣には、これまた立派な学生寮だと思われる建物。

校門でさえも、5mはあるんじゃ・・・


『まぁ・・・とりあえず、美和仔さんのところに行くしかないよね』


私は、一歩を踏み出した・・・