直人side 「なあ。俺さめちゃくちゃ綺麗な子見つけたんだって!」 俺の部屋のベットに座りながらそう言った優也の頬は少し赤くなっている。 今日は新学期で、そして始業式だった。 それなら――。 それなら、俺だってめちゃくちゃ綺麗な子と仲良くなった。 「なんかさ……。これこそ、日本の女性って感じのすごく綺麗な子でさ」